Yinyang AMBASSADORS

KAYOKO YOSHIDA 吉田 香代子
OMYOGA代表
ヨガ指導者.瞑想指導者,哲学者,
OMYOGAテキスト監修及び認定講師指導
セラピカルヨガ.無の瞑想.有の瞑想考案者
YA指導資格:RYT200.500
YA認定指導講師資格:E-RYT200.500.RPYT85,YACEP
一児の母(シュタイナー学校に行ってます)

ウッティタ・トリコーナ・アーサナ
ウッティタ=強く伸びた
トリ=3
コーナ=角

○メインとなる動き
前足の股関節外旋、外転
左右非対称
○ポーズが深まることで
腰椎の側屈、回旋がはいる
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意外かもしれないけど トリコーナ・アーサナは、左右非対称のバランス系です。
女性の方の場合、生理中はなんだか安定しにくくなったりするし、マタニティ期やシニアだと壁に行ったりプロップスを使ってバランスをとったりすよね。
通常時の場合、バランスのとりかたの秘けつは目線かもしれない。

一般的なトリコーナ・アーサナ

股関節外転、外旋、脊柱側屈が深まったトリコーナー・アーサナ

バランスと聞くと私は3つの世界を考えます。
1つは“引き算” :例えば陰、副交感神経、月、タマス・・・
もう1つは”足し算” :陽、交感神経、太陽、ラジャス・・・
そして最後はその”答え”:中道、自律神経、1日、サットヴァ

人生の中では足し算と引き算をうまく行う必要があります。
それは言葉が持つ意味にとらわれてはいけないことを教えてくれます。
アーサナも同じ。全てのアーサナに共通になることだけど、見た目にとらわれてはいけない。アーサナの完成とは体と心の両者でバランスされることで、それを教えてくれる答えが呼吸で、呼吸をみるために使うのが目線です。
う〜ん、ちょっとややこしいけどソーリーね。
目線は、運動学的には背骨の動きを左右するし、心理的には心の動きを表す。
目は、物質をとらえるけれど心の中もとらえることができる。
それは“見る”と“観る”の違い。
ある1点に目線を集中すれば、体の動き、心の動き、そしてその後に今ここにいる自分の呼吸を観ることができる。
私は、トリコーナ・アーサナで視線が定まらない時や、物質を見ることに集中してる時(例えば手の先や壁)は、どんどん軽減させていきます。足だけ外向きにして上半身はそのままの時だってあります。
でもそれで良い。私にその時必要なのはそのアーサナだということだし、私にとってアーサナは体と心のためのものだから無理はしないようにしています。それもバランスだと思います。
そして 生徒さんと練習している時に、そのようにアーサナをとってる人を見るとすごく美しいと思います。

さて、このアーサナのとりかたについて説明します。
足、骨盤、脊柱の3つのパーツにわけて考えます。
足:股関節の外旋をさせるため、前足はお尻の付け根を前に押し出し、後ろ足側は骨盤側から後ろの壁にむかっておしたら、上前腸骨棘の高さを揃え骨盤を正面にとどめます。
中央に柱がある回転式の扉みたいなイメージです。
次に左右非対称のアーサナで使われる腹筋群である腹斜筋や、体幹の骨盤底筋を上手につかうために内転筋を働かせます。その動きを促す時は、足の内側を足の付け根方向に向けて引き上げていくようにします。
これは、足裏でマットを上につかみ上げるようなイメージです。*でもマット
動かないようにする必要はあります。内側によせるのではなくて上に引き上げる
ポイント。
骨盤:これら足の動きで骨盤は安定していきます。安定した骨盤によって脊柱も安定します。
ここまでうまくできれば、あとはこの力を保ったまま前足の股関節を後ろ足方向に引いていくだけです。
その際は、脊柱の動きにも注意します。
脊柱:前足と同じ方向に回旋するため、(右足が前の時は右回り、つまり左胸が前におちていく)逆方向に回旋させます。前足側の脇腹が縮みやすくなっているため、伸ばすようにします。

このような動きの中で、足の力がぬけた時は力が保てるところまで戻ることをおすすめします。
理由は、体の感覚を最大に研ぎ澄ませた状態で静止することが早く呼吸を観ることができる近道だからです。
呼吸が観れるようになったその先の答えは・・・実践と継続あるのみです♡

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