新しいコレクションの撮影とリトリートのために石垣島を訪れました。
日常から自然と親み、アウトドアの好きなスタッフ一同は、石垣島で出会う自然が大好きです。
この季節の石垣島は、豊かな水、色濃い草木、青い空、大地、有機的な匂いが私たちを歓迎してくれました。
旅の前半は島の北部にある海辺の小さな一軒家から始まりました。
ここはジャングルの中にあり、プライベートビーチにアクセスできます。
新しいコレクションの撮影のために最適な場所でした。
私たちがいつもコレクションの撮影で大切にしていることは「自然との調和、繋がり」です。
yinyangの製品の90%以上に天然素材を使用し、70%以上で草木染めを施しています。
自分の心身と向き合い調和していくヨガの練習で身につけるものは、できるだけ天然繊維のものを選びたい、
また、天然繊維を身につける心地良さを日常にも取り入れたい、という思いからブランドが生まれました。
この世に存在する全ては「土」「水」「火」「風」「空」の五大元素からできています。
それを製品の素材や色を通して表現することはもちろん、ウエブショップや写真でもできるだけ表現したいと考えています。
撮影当日の朝はプライベートビーチで泳ぐことから始まりました。
そこには穏やかな海が広がり、たくさんの海亀が顔を出して私たちの様子を伺っていました。
最初の撮影場所は海辺をセレクトしました。
次のコレクションではyinyangから初となるアウターが登場します。
予報では雨(大雨)となっていたこの日ですが、雨は降らず、時折吹く風がコートのシルエット美しく表現してくれました。
次のロケーションはクシャナヨガスタジオです。
前回の撮影でも使用させていただいた素敵なスペースです。
スタジオにはヴィーガンカフェが併設され、大きな窓からは豊かな自然が望める素敵な場所です。
全てが美しく、宿泊ができるスペースなど、快適にヨガの練習ができる空間が整えられています。
併設のぬちぐさカフェでカリーランチを美味しくいただきました。
Yoga Retreat village kSaNa/ぬちぐさカフェhttp://yoga.okinawa
午後からは宿泊先のプライベートビーチでの撮影です。
光の具合がちょうど良く、とても美しい写真が出来上がりました。
今回撮影したコレクションも、どれもとても良いデザインで、草木染めも美しい色に染め上がってきています。
リリースは秋分の頃を予定しています。
ぜひ、楽しみにしていてくださいね!
撮影が終わったら、海が見える大きなリビングと快適なプライベート空間があるヴィラへ移動しました。
今回のリトリートは、「Detox&Beauty」がテーマです。
ウエルカムフルーツとスムージーで参加者のみなさまをお迎えし、まずは海が見渡せるリビングでのヨガ。
TriYogaの大地のフローは仰向けの姿勢で行う腰回りの開放です。このシリーズは軽さと安定感を得ることができます。移動で疲れた身体をゆっくりとした呼吸と動きで癒しました。
ヴィラの近くには美しいビーチがあり、夕方はビーチを散策して海水浴を楽しみました。
たっぷりと海で遊んだあとは、海ぶどうやジーマーミー豆腐、島らっきょなど
沖縄ならではの食材を使ったヴィーガンのお食事をいただきました。
そして、初日の夜はヨガニードラの時間。
「ニードラ」とは「眠り」を現すサンスクリット語で、ヨガニードラは「ヨガ的な眠り」という意味があります。
横になって休息の姿勢をとりながら様々なテクニックを使って眠る直前の状態に留まります。
意識的に深いリラックスを味わうことができるヨガの練習法であり、注目のストレスマネジメントの技法です。
ただ、最初は本当に寝てしまうことが多いです笑(それもまた心地の良い時間となりますが)
慣れてくると、ただ「寝る」よりも心地よい「究極のリラックス」となります。
この日、参加者のみなさんは早朝から移動してきた方がほとんどでしたが、とても心地よさそうにヨガニードラを体験されていました。
クラスの前に飲んだジンジャーやビパーチ(島胡椒)の入った特別なスムージーショットの効果かもしれません。
翌朝は美しいビーチに移動してヨガをしました。
この日の朝はTriYogaの水フローです。
美しいビーチとヨガのフローが調和してとてもリラックスして瞑想的な時間でした。
午後からは鍾乳洞を訪れたり、島の食材が揃うマーケットに出かけてショッピングを楽しみ、
夕食後はキャンドルを囲んでキールタンです。
キールタンとは、「賛美する」という意味。サンスクリット語で讃えるインド版の讃美歌のようなものです。
リード・ヴォーカルの後に、参加者がレスポンスする「コール&レスポンス形式(呼びかけと応答)」で、メロディーに合わせて神々やグルの名前を繰り返し歌います。
最初は出にくかった声も、繰り返しの中で喉がどんどん開放されていきます。
何曲ものキールタンを歌い続け、心とからだの解放と、エネルギーが充満する心地よさを共有しました。
私たちが訪れた時はパイナップルの全盛期でした。 道中にはパイナップルの無人販売が並んでいました。
パイナップル、スイカ、マンゴー、パッソンフルーツ、島バナナなど、フルーツをたくさんいただきました。
朝晩のスムージにはフルーツに加えて、島胡椒(ビパーチ)の実や葉、ミントなどのハーブを加えたものが登場しました。
お野菜の種類も豊富で、毎回お腹いっぱい自然の恵をいただきました。
私たちの身体は食事から得る栄養とエネルギーでできています。
純粋なもの(野菜、穀物、種子類、果物)を取り入れることで、体内を流れるプラーナ(エネルギー/気)も調います。
ヨガの練習と食事を通して心身のバランスが整うと、リラックスしたマインドフルな時間が増えます。
また、穏やかに毎日を楽しむ余裕が生まれ、余裕は優しさや穏やかさに繋がり、周囲との関係も円滑になります。
リラックスしたマインドフルな状態は、パターン化された思考から抜け出すことができ、良い思考やインスピレーションを受け入れることができます。
この大きな変化の時代だからこそ、ヨガをライフスタイルに取り入れてポジティブに毎日を過ごしたいですね。
今回の2泊3日の石垣島リトリートでは、ヨガと食事を通して私たちyinyangが大切にする「自然との調和、繋がり」を感じていただけたら幸いです。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!
TriYoga:Yoko,Maaya
Kirtan:Azusa
Food:Tomoko,Hana
yinyang代表 Yoko Ogami