Yinyang AMBASSADORS

JUNKO SAITO 齋藤 純子
ハタヨガインストラクター

皆さま、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

昨年2022年は、ヨガ以外の新しいお仕事を始めて、少しヨガとの距離が遠ざかったのですが、二足のわらじを履くことで、ライフスタイルにおけるヨガの必要性を更に感じることが出来たり、自分がどんなヨガを伝えたいのかが明確になったことで、「全ての物事は偶然ではなく必然で、且つ、違うようでいて全てが互いに繋がっている」ということを、再確認することが出来ました。
何をしていても、どんな環境にあっても、全ては最良の調和に向かって変容し、進化や成長を繰り返しながらまた次の調和へと変容する…といった現象は、自然界の存在、森羅万象に共通していることなのかと思います。

YinYang の今冬新作ウェアのテーマ《Harmony within self》を知った時、わたしはとても共感しました。
ほぼ毎日、YinYang ウェアを纏ってしまうのは、手がける人たちの思いと、丁寧に仕上げられた“温もり”が、目で肌で、そして全身で感じられるからだと思います。

さて、昨年末のある日「自分の宝物は、愛しい息子たちと“心のひだ”だ」と突然思いました。

感情を振り回す、厄介な存在にもなり得る感受性に、若い頃は随分悩まされてきましたが、気付けばそれなりに処理できる能力が備わり、頼もしく歳を重ねて来れたことに感謝しています。

ここで言う“心のひだ”は「感性」のこと。

「感情」と「感性」は、似ているようで全く異なるものです。悲しみや苦しみを経験すればするだけ、ひだの深さや数が増していくのだろうと感じています。

相手の痛みを感じたら、どう役に立てるのかを想像できたり、相手の優しさが感じられたら、素直に感謝を伝えることが出来ます。
「感性」は一言で言えば「共感能力」。

「感性」が乏しくなっている時、共感することが出来ずに、自己憐憫に走ることもあるのではないかと思います。

「感性」を育むことで、「共感」し合うことが出来るのなら、私たち人間に大切なものは「感性を育むこと」だと思います。

今さらテクノロジーの進化に驚くこともないのでしょうが、ここ数年は踏み込んでは行けない領域へと介入している技術革新に、恐ろしいものを感じます。

世界的なパンデミックを経験させられ、今年もどんなことが起こるのか分かりませんが、止められない進化の足元に、個々のグラウンディングと「感性の育み」を備えていれば、なんとか乗り切ることが出来るのではないかと思います。

優しさで繋がるネットワークを、今後も大切に築いていきたいと思います。

「感性」の育み方はたくさんあります。1月13日(金)20:30からのインスタライブではわたしなりの方法をシェアさせていただきます。皆さんの育み方もコメントいただけたら嬉しいです。ライブでお会いするのを楽しみにしています。ぜひご参加ください。

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